こんにちは。
私は防災会社に勤めて15年目の消防設備士です。日頃、期限の切れた消火器やサビてボロボロになった消火器を交換しています。
私は消防設備士として、消火器を累計5000本以上売りました。
たくさんの消火器を売り歩いた経験をもとに、消火器はどこで購入すれば一番お得なのか検証しました。
記事では
- インターネットで購入した場合
- ホームセンターに買いに行く場合
- 防災会社に頼む場合
以上のケースの場合を比較しました。
それぞれの購入先ににメリット・デメリットがあるので、あなたに合った購入先を教えます。
結論から申し上げますと、ネットから購入することが一番安く買えます。
アルミ製で軽くて、女性や子供にも扱いやすい消火器はモリタ宮田製がおすすめ
底がプラスチックなので錆びないので長く使えてコスパよし!!
まとめて購入する場合は楽天が断然おすすめです!安く購入できます。
比較表からわかることは、1本購入するより5本まとめて購入したほうが約900円お安く購入できます。
- 消火器の期限(耐用年数)が経過している
- 業者の料金が高いと思っている
- 重たい消火器を処分するのに困っている
そんなお困りごとを解決します。それでは行きましょう!
消火器はどこで買える?メリットやデメリットを比較
私が見てきた中で消火器の購入先は、以下の3点がほとんどです。
- インターネット(Amazon、楽天市場)
- 防災会社
- ホームセンター(島忠、ビバホームなど)
消火器は10型(薬剤量3.0kg)で統一して比較しています。消火器はどこで購入しても大丈夫です。
それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。
インターネットで購入した場合
メリット | デメリット |
---|---|
値段が安い 指定場所まで届けてくれる | 届くまで日数がかかる 段ボールの処理が面倒 |
防災会社で購入した場合
メリット | デメリット |
---|---|
全てお任せ 廃棄消火器も引取してくれる 片付け不要 | 金額が高い 防災会社と日程を合わせる必要がある |
ホームセンターで購入した場合
メリット | デメリット |
---|---|
すぐ買える 1本買うと1本廃棄してくれる | 不要消火器をもっていかなければならない 本数が多いと持っていくのが大変 |
以上のことからそれぞれメリット・デメリットを理解すると自分あった購入先が見つかります。
メリット・デメリットを理解してお得に消火器を購入しましょう。
消火器の値段の相場
それではインターネット、防災会社、ホームセンターのそれぞれの相場価格を調べてきましたので見てみましょう。(令和4年11月10日時点)
インターネットの販売価格
モリタ宮田工業 | 初田製作所 | ヤマトプロテック | |
---|---|---|---|
Amazon | 3.520円 | 4.581円 | 4.200円 |
楽天 | 3.280円(送料別) | 9.163円 | 3.410円(送料別) |
ヤフーショッピング | 3.528円 | 3.829円 | 3.580円 |
モノタロウ | 3.528円 | 3.829円 | 3.580円 |
購入する | 購入する | 購入する |
消火器のメーカーはモリタ宮田製がおすすめ
底がプラスチックなので錆びないので長く使えてコスパよし!!
まとめて交換する場合は楽天が断然おすすめです!安く購入できます。
比較表からわかることは、1本購入するより5本まとめて購入したほうが約900円お安く購入できます。
防災会社の販売価格
防災会社各社で価格が違います。それそれ調べてきましたので確認しましょう。
弊社販売価格 1本9,010円(7,500円+廃棄料金1000円+リサイクルシール代510円)
協力会社A(新潟県)
1本8,000円(廃棄費用含む)
協力会社B(群馬県)
1本7,000円(廃棄費用含む)
廃棄処分の費用も含まれております。
お金を払えば設置から廃棄までやってくれるので楽ですね。
ホームセンターの価格(カーマ、ムサシ、ヤマキシの場合)
カーマホームセンター
FM3000NX 4928円(税込み)
ホームセンタームサシ
FM3000NX 3980円(税込み)
ホームセンターヤマキシ
FM3000NX 4950円(税込み)
石川県の価格では4000円~5000円ぐらいの価格で購入できますね!
期限が切れた消火器や耐圧試験について
使用した消火器の再充填や薬剤の詰め替え費用
消火器が蓄圧式に替わってから使用した消火器の再充填や薬剤の詰め替えを行っていません。
なぜなら、蓄圧式の消火器の薬剤を再充填すると圧力が漏れるからです。
例えば、開封するキャップに薬剤が残りやすく詰め替えや再充填した1カ月後に点検すると圧力ゲージが下がっていることがあります。
圧力ゲージが下がっていると有事の際は薬剤が出ないため大変危険です。
新品の消火器を交換した方が安心・安全ですので薬剤の再充填はやめておきましょう。
消火器の耐圧試験の値段はいくらなのか
耐圧試験とは、10年経過した消火器に水圧試験をすることです。
耐圧試験とは: 蓄圧式消火器の内部点検開始時期を「製造後3年を経過したもの」から「製造後5年を経過したもの」に改め、製造年から10年を経過した消火器に対する耐圧性能点検(水圧試験)が義務付けられます。
ヤマトプロテック株式会社より引用:リンク先 https://www.yamatoprotec.co.jp/contents/kaisei/50064/
耐圧試験の手順は、
- 対象の消火器を引き上げる
- 内部の粉を抜く
- 本体容器に水圧をかける
- 水分を乾かす
- 粉を戻す
- 既存の場所に戻す
以上の内容を3年に1度ごとに実施する必要があります。
費用は基本料金30,000円+2000円/1本になります。
手間のかかる作業なので、新品を購入した方が安いことがわかります。
以上のことから、10年経過した消火器は新品に交換しましょう。
消火器の値段の相場のまとめ
ネット、防災会社、ホームセンターでそれぞれの価格やメリットデメリットをお伝えしました。
最後にそれぞれのケースで購入方法を考えます。
個人宅の場合
1~2本の場合はホームセンターで購入して持込廃棄してもらった方がよい
小さなアパートの場合
5~10本程度の本数はネットで購入して指定業者に廃棄してもらった方がよい
※消火器の廃棄は指定業者に引取してもらう方法以外ありません。お住まいの地域のリサイクル窓口へ相談しましょう。電話で取りにきてもらうか、持込で引取してもらえますよ!
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マンションの消火器の交換
本数が多い場合があるので、高くても点検業者にお願いしたほうが良い。
値下げ交渉は必須です!!
最後にもう一度お伝えすると、ネットから購入することが一番安く買えます。
アルミ製で軽くて、女性や子供にも扱いやすい消火器はモリタ宮田製がおすすめ
底がプラスチックなので錆びないので長く使えてコスパよし!!
まとめて交換する場合は楽天が断然おすすめです!安く購入できます。
比較表からわかることは、1本購入するより5本まとめて購入したほうが約900円お安く購入できます。
自分に合ったケースで消火器を交換して費用を抑えればいいですね。
浮いたお金で他の設備投資など考えれたら完璧です。
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最後までありがとうございました!
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