【初心者向け】仕事効率が3倍に上がる!消防設備士が教える便利道具10選

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仕事

こんにちは、あきです

防災会社の社員として15年目になります。

  • 消防設備士に転職したばかりの方
  • これから消防設備関係の仕事に就きたい方

そんな方たちに役に立つ記事を書いています。

今回の記事は高価な工具を買うことではありません。

少しだけ良い工具を買い、仕事効率を上げることを目標としています。

効率のいい作業をすれば他の仕事に時間が使えます。

例えば、10分かかってた火災感知器の取替が、工具を良いものに変えると取替時間が3分短縮されます。

小さな事を積み重ねることで、退社時間まで早める事ができるでしょう。

近くに100円均一のお店もたくさんある時代です。

しかし、工具は100円均一で選ばないでほしいです。

100円均一で工具を買ってはいけない理由はコチラ▼

  • ニッパーやペンチの刃の切れ味が悪い
  • ドライバーの先端がガタガタでネジの頭がなめる
  • そもそも全体的に質が良くない

便利な道具はホームセンターやプロショップで買えるものから参考にしてください。

今回は消防設備点検に便利で優秀な工具を紹介します。

こんな方におすすめの記事です ▼

  • 何から道具をそろえればいいかわからない方
  • ベテランの点検員はどんな工具を使っているのだろう?
  • 仕事の効率を上げて色んな仕事を早く覚えたい

この記事を読めば以上のことがわかります。

それでは行きましょう!

目次

消防設備士がオススメする便利工具10選

工具

便利工具は沢山ありますが、これから紹介する道具を買えば間違いありません。

それぞれ紹介いたします。

プラスドライバー、マイナスドライバー

まずはドライバーをそろえましょう。

現場でお馴染みのプラスドライバーマイナスドライバーは、ネジを開け締めしますね。

ドライバーの購入の注意点としてはサイズと種類です。

ドライバー購入の注意点
  • ドライバーの長さは20センチ
  • 頭のサイズは+No2

プラスドライバーがマグネット付きだとネジがくっついて落としません!

マイナスドライバーも長さ20センチで頭のサイズは-5mmを選びましょう。

ドライバーを2つそろえる時に考える大事なポイント!

違う形のドライバーを選びましょう
(+がまるい形で、-が角ばっている所です。 )

形が違えば触った感触で+か-か判断できます

高所作業や脚立の作業をしていると、手の感触でプラスドライバーかマイナスかわかるので作業効率があがります。

違う形の二本のドライバーを選ぶことをオススメします。

ニッパー DENSAN(デンサン)JKC-175

ニッパーとは配線の切断やプラスチックの加工などに使います。

メーカーはデンサンがオススメです。

サイズは175mmサイズを選べばいいでしょう。

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ニッパーの扱いが上手な人はニッパーだけで配線の被覆をむき、銅線まで出すことができます。

サイズが小さいと力がなく切断できません

逆に大きくなりすぎると重くて邪魔になる。

小さいニッパー大きいニッパー
細かい作業が得意
力がなく太い線が切れない
耐久性が悪い
太い線も楽に切れる
重くて腰道具に響く
大きくて扱いにくい

ちょうどいいサイズが175mmです。

店頭でニッパーを手に取り、サイズや感覚を確かめてから購入しましょう!

ライト(ヘッドライト)

ヘッドライトは現場に入るときは必須になります。

消防設備の点検は暗い中作業する必要があるため、ヘッドライトは手放せません。

ヘッドライトのメリットはこちら▼

ヘッドライトのメリット
  • 頭につけるライトで両手が開くので、作業効率が上がる
  • 小型で軽いライトを選べばヘルメットに装着しても首が痛くなりにくい
  • 充電式が多くなり、乾電池を買い替える手間が必要がない。
  • スマホの充電ケーブルで充電できる。

このようなメリットがあります。

ヘッドライトは明るくて軽いものを選ぶと良いですね。

私がおすすめするヘッドライトはこちら

こちらの商品は明るさが5000ルーメンあり、とても明るいです。

角度調整もできますので手元の作業も安全です。

安いものは乾電池式が多く、電池切れで使えないことが多いです。

この商品は18650電池が2本ありUSB充電ケーブルが付属しています。

車の中やモバイルバッテリーで充電できますので手軽ですね。

別記事にてレビューをしています。

カッター OLFAハイパーAL型 オートロックカッター 193B

カッターは紙を切ったり、配線の被覆を剥くなど使用する場面が多いです。

私がおすすめするカッターはOLFAのカッターです。
みなさん使っている人気のカッターです。

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カッターを選ぶ時の注意点ですが、必ずスライド式を選びましょう。

刃を出す方式がスライド式とダイヤル式があります。

ダイヤル式だと硬いものに刃を入れる際、固定が緩いと刃が前後にぐらつき危険です。

スライド式の場合、刃のぐらつきもなくしっかり切れますので安全です。

理由がない場合は、スライド式のカッターを選びましょう。

ライト(ハンディタイプ)GENTOS MG-886R

ライトは点検中に使います。

押入れの中やパイプシャフト(PS)などの天井の感知器の作動点検に必要です。

ライトは小さくて明るい物を選びましょう。

300ルーメン以上の明るさがあればよいです。

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LEDライトは省電力なので熱くなることがありません。

電池の持ちがいいので、1つ持っていれば長く使えます。

このライトのメリットは背面が磁石になっています。

分電盤やシャフトの鉄にくっついて両手が空きます。

作業効率が上がり、仕事を早く終わらせることが出来ますね。

  1. 小さい
  2. 明るい
  3. 磁石がついている

以上の理由からジェントスのMG-886Rをオススメします。

オススメの腰道具セット 腰袋(デンサン)ND-861、ベルト(デンサン)DB-130BL

腰袋とは腰に着ける工具入れです。

プラスドライバーやマイナスドライバーなどの工具が入る便利な道具。

ポケットに工具を入れておくとポケットが破れたり、落としたりします。腰袋とベルトで工具を管理しましょう。

選ぶポイントは腰袋の口が広く、プラスドライバーとマイナスドライバーが入る腰袋を選びましょう。

オススメの商品は 腰袋(DENSAN)ND-861ベルト(DENSAN)DB-130BL です。

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デンサンの腰袋はテープフックがついておりビニルテープを引っかける金具がついています。

その金具がとても便利なのでオススメです。

ビニルテープを探す手間が省け、フックに引っかかっているのですぐ使えます。

オススメの圧着ペンチ DENSAN(デンサン)ミニ圧着工具 DC-25MA

結線した銅線同士をつなげる圧着端子をかしめる工具です。

  • ペンチやニッパーの根元で端子を潰していませんか?
  • 数が多くて手が痛くなっていませんか?

工具があると軽い力で圧着ができますし、作業スピードも上がります。

おすすめのメーカーはマーベルの圧着工具です。

消防設備で使う圧着端子は被覆付きの物を使いましょう。

裸端子用と間違えやすいので注意が必要です。

7,000円台と少し値段が張りますが、全く壊れません。なくさない限り一生使えるものです。

逆にコスパ最強だと思います。

私が入社した年に購入して現在も使用してします。(約15年間)

消防設備士は圧着工具は絶対に持っておくべき工具です。

充電式ペンインパクトドライバ makita(マキタ)TD022DSHX

こちらはマキタの電動工具です。

電動工具は回転するドリルやのこぎりなど、作業の手助けになる物ばかりです。

今回はピストルタイプの物を紹介します。

感知器の取替や消火器ボックスを取付するのに力(トルク)は最低限のあればいいので、取り回しがきくピストルタイプをオススメします。

初めて電動工具を持つならコレ!!という商品を紹介します。

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マキタとHi-Koki(日立工機) が人気ですが、私はマキタの電動工具をオススメします。

マキタを選ぶメリット

マキタの工具は電池が共有できるので、1つのバッテリーで他の工具にも使い回しができます。
メーカーは統一したほうがいいですね。

プラスドライバーのネジのビットがついていますが、付属のビットは精度がよくないので新しいビットを購入しましょう。

工具屋さんに行くと、長いものや短いもの、カラフルなものなど沢山ありますので自分に合ったものを買ってくださいね。

▼私のオススメ龍神ビット!先端が細めで見やすい。マグネット付きでビスをおとさない。

もっと電動工具のことが知りたい方はコチラ
【消防設備士】初心者にオススメのAmazonで買える電動工具ランキングをご覧ください。

ぞうきん(マイクロファイバーのもの)

ぞうきんは、マイクロファイバーのぞうきんを選ぶとどんな場面にも対応できます。

消火器や設置スタンドが埃まみれになっている事は多々あります。

水漏れの後始末など濡れたままにしておくと滑って怪我をする恐れがあります。

マイクロファイバーのぞうきんを選ぶと吸水性もよく耐久性もあり、長く使えるので良いですね。

追加であるといい物

消火器のキャップの隙間やレバーの間に埃がたまっています。

ホウキで払ってあげるとお客さまに感謝されます。

電ドラボール ベッセル 220USB-1

最近話題のコンパクトサイズの電動ドライバーです。
充電式になっており、USBケーブルが付属しています。

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この商品はトルクが弱く電動の力だけではネジをはずせません。

手締めと電動をうまく合わせて使用すると作業スピードが上がります。

バッテリーは1回の充電で1ヶ月は持つ容量です。

メリットは以下のようなものがあります。

メリット
  • コンパクトで持ち運べる。(腰袋に入れておいてもじゃまにならない)
  • インパクトを持ちあるくほどでもない現場に大活躍する。
  • 約3000円ほどで価格がお手頃。
  • LEDライトも付いておりネジの頭を照らしてくれます。(少し暗い作業も安心してできます。)

デメリットはコチラ

デメリット
  • トルクやパワーが弱いので穴あけが苦手
  • 充電がなくなると重いドライバー

防火扉のラッチや、総合盤の交換は長いビスが使われていることが多いです。

手締めだと疲れませんか?

そんな方におすすめしたい工具です。

電ドラボールもビットを替えれます。マグネット付きの私のオススメ商品はこちら▼

短いビットから長いビットまであるため、用途によって使い勝手がいい!!

別記事にて電ドラボール(220USB-1)のレビュー記事を書きました。

少しでも気になったかたはコチラをクリック▼

スケール・メジャー・コンベックス (タジマ GASFG3GLM2550BL)

メジャーやスケールなど、地域や会社によって呼び方が違います。

今回はスケールで統一します。

私はタジマのスケールをオススメします。

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こちらのいいところは

  1. マグネット付きなので鉄骨にくっついて一人でも使いやすい
  2. ベルト通しに入れておけば、簡単に一発ロックができる。

タジマのスケールは職人さんも使っている人が多く人気です。

天井の梁を測ったり、避難器具の階高を測るときにタジマのコシの強さが発揮されます。

一発ロックのおかげで、ベルトに乗っている腹肉を挟むことがありません。

長い物を測るときに途中で折れることがありませんので、ストレスなく仕事ができますよ!

消防設備士のオススメする工具のまとめ

最低限の便利な道具を紹介しましたが、まだまだ便利な道具がたくさんあります。

ホームセンターやプロショップなど行って工具を眺めているとワクワクしますよね!

工具は少しだけお金を出すと、とても満足する買い物になります。

これから消防設備士になる方や、転職したいと思う方が少しでも参考になればいいなと思います。

工具の使用感や、使い方の相談があれば下記のコメント欄にご連絡ください。最後まで読んでいただいたお礼です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

あきのアバター あき 消防設備士ブロガー

消防設備士として業界15年目のブロガー
二児の子育てにはげむ30代のパパ
消防設備のお役立ち情報や子育て情報を発信中

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